はじめに
前回までで、CloudFormationを使用してWeb3層構成のWordPress環境を作成してきました。
この記事では、実際にWordPressにアクセスしてみます。
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以下の順で記事をお読みいただき、順番にスタック作成しておくことで本記事の内容をハンズオンで進めることができます。
- VPC、サブネットなどネットワーク周りを作成
2. RDSにおけるDBインスタンス、サブネットグループ、セキュリティグループなどDB周りを作成※セキュリティグループは、ALB、EC2に使用するものも併せて作成しておいた
- ALB、ターゲットグループ、HTTPリスナーなどロードバランサー周りを作成
- 起動テンプレート、EC2インスタンスなどWebApサーバー周りを作成
構成図
早速アクセスしてみる!
では、早速、WordPress画面にログインできるか試していきます。
ALBのDNS名を使用してアクセス
今回は、ALBを採用していますので、ALB作成時にDNS名が発行されています。こちらを利用することで、ブラウザからWordPress画面にアクセスすることができます。
ロードバランサー一覧画面から作成した対象のDNS名列の文字列をコピーします。
任意のブラウザのアドレスバーに貼り付けてアクセスしてみます。
下記のようなWordPress画面が開けました!
[さあ、始めましょう!]を選択しワードプレスを実際にインストールしていきます。
以下は、後述の通り入力して[送信]を選択します。
- データベース名:wordpress(RDSスタック作成時に設定したDB名)
- ユーザー名:admin(RDSスタック作成時に設定したDBマスタユーザ名)
- パスワード:(RDSスタック作成時に設定したパスワード)
- データベースのホスト名:作成したRDSのエンドポイント名
送信を押すと以下のようにインストール画面になりますので、[インストール実行]を選択します。
以下のような画面になります。
任意の値を入力します。
- サイトのタイトル:WordPressサイト名
- ユーザー名:WordPress管理画面の管理者ログインユーザー名
- パスワード:WordPress管理画面ログイン時のパスワード
- メールアドレス:WordPress管理画面の管理者ログインユーザーに紐づけたいメール
下記のようになれば、成功です。
早速ログインしてみましょう。
先ほど設定した管理者ユーザーとパスワードでログインします。
ログインできました!!
まとめ
今回は、前回までで作成したWeb3層構成のWordPress環境にログインしてみました。無事ログインまでできてよかったです。
今回のAWSリソースは全てCloudFormationを使用して作成したため、必要な際に簡単に際作成することができます。実際にサイト運用をAWSにホストして行いたい方やWeb3層構成をCloudFormationで作成してみたかった方の参考になっていたら幸いです。
また、実際の運用には、セキュリティや可用性、運用の観点で、CloudFrontやWAF、CloudWatch、Backupの設定など多種多様にカスタマイズすることが必要です。こういった内容にも取り組んでいきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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