【個人開発入門】Ruby/Rails開発環境構築【2024年7月】

Rails

はじめに

今回はRubyでアプリケーション開発する流れを確認していきたいと思います。

メッセージングアプリの作成を通して、基本的な機能を構築していきます。

今回はmacOSを対象にしています。要望がございましたらWindows版も作成したいと思いますのでコメントをください。

本記事では、環境構築のパッケージインストールを進めていきます。

流れ

以下のような流れで実施していこうと思います。

後半の機能実装については、順次検討して進めていきます。

まずは、どんなWebアプリケーションにもある基本的な機能から実装を進めていきます。

  1. 環境構築
    1. パッケージのインストール
      1. Homebrew
      2. rbenv
      3. ruby
      4. bundler
      5. yarn
      6. rails
      7. PostgreSQL
    2. プロジェクトの作成
  2. トップページの作成
  3. 認証機能の実装
  4. etc…

参考

後続の記事を投稿したらリンクを貼ります。

環境構築

環境構築から進めていきましょう。

以下の通りコマンドを実行します。

💡 記事投稿時点の情報ですので、詳細は公式サイトもご確認ください。

Homebrewのインストール

Homebrew — The Missing Package Manager for macOS (or Linux)

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL <https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh>)"
$ brew -v
Homebrew 4.3.9

rbenvのインストール

GitHub – rbenv/rbenv: Manage your app’s Ruby environment

$ brew install rbenv
$ rbenv --version
rbenv 1.3.0

rubyのインストール

一つ目のコマンドでインストールできるバージョンのリストを表示します。

今回は、以下のバージョンを指定していますが、用途に適したバージョンを指定しましょう。

オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby (ruby-lang.org)

$ rbenv install -l
$ rbenv install 2.7.2
$ rbenv local 2.7.2
$ ruby -v
ruby 2.7.2p137

Bundlerのインストール

RubyではGemを使用してパッケージ管理を行いますが、複数バージョンのGemを駆使するケースもあります。その際の複数Gemを管理できるようにBundlerを使用します。

$ gem install bundler -v 2.4.22
$ bundler -v
Bundler version 2.4.22

yarnのインストール

JavaScriptのパッケージマネージャとしてyarnをインストールします。

npmもございますが、Rubyではyarnを使用します。

$ brew install yarn
$ rails -v
Rails 6.0.3.4

railsのインストール

Rails をはじめよう – Railsガイド (railsguides.jp)

$ gem install rails -v 6.0.3.4
$ yarn -v
1.22.22

上記のバージョンをインストールする際に以下のようなエラーがいくつか出力されるかもしれません。

その場合はエラー分に記載のコマンドを実行して、別のバージョンのパッケージを入れ直しましょう。その後に再度、railsインストールコマンドを実行します。

$ gem install rails -v 6.0.3.4
ERROR:  Error installing rails:
	The last version of net-imap (>= 0) to support your Ruby & RubyGems was 0.3.7. Try installing it with `gem install net-imap -v 0.3.7` and then running the current command again
	net-imap requires Ruby version >= 2.7.3. The current ruby version is 2.7.2.137.
$ gem install net-imap -v 0.3.7
$ gem install rails -v 6.0.3.4

PostgreSQLのインストールとサービス開始

以下のコマンドでPostgreSQLをインストールしたら、services startコマンドでPostgreSQLサービスを起動させておきます。

これで、ローカルのrailsサーバーを起動した際に、PostgreSQLへ接続できるようになります。

PostgreSQL: The world’s most advanced open source database

$ brew install postgresql
$ psql --version
psql (PostgreSQL) 14.12 (Homebrew)
$ brew services start postgresql@14
==> Successfully started `postgresql@14` (label: homebrew.mxcl.postgresql@14)

まとめ

今回は、短めですがRuby開発環境構築を進めてきました。

次回は、プロジェクトとデータベースの作成を進めていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

Ruby icon by Icons8

Rails a server-side web application framework written in ruby icon by Icons8

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