はじめに
今回はRubyでアプリケーション開発する流れを確認していきたいと思います。
メッセージングアプリの作成を通して、基本的な機能を構築していきます。
今回はmacOSを対象にしています。要望がございましたらWindows版も作成したいと思いますのでコメントをください。
本記事では、環境構築のパッケージインストールを進めていきます。
流れ
以下のような流れで実施していこうと思います。
後半の機能実装については、順次検討して進めていきます。
まずは、どんなWebアプリケーションにもある基本的な機能から実装を進めていきます。
- 環境構築
- パッケージのインストール
- Homebrew
- rbenv
- ruby
- bundler
- yarn
- rails
- PostgreSQL
- プロジェクトの作成
- パッケージのインストール
- トップページの作成
- 認証機能の実装
- etc…
参考
後続の記事を投稿したらリンクを貼ります。
環境構築
環境構築から進めていきましょう。
以下の通りコマンドを実行します。
💡 記事投稿時点の情報ですので、詳細は公式サイトもご確認ください。
Homebrewのインストール
Homebrew — The Missing Package Manager for macOS (or Linux)
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL <https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh>)"
$ brew -v
Homebrew 4.3.9
rbenvのインストール
GitHub – rbenv/rbenv: Manage your app’s Ruby environment
$ brew install rbenv
$ rbenv --version
rbenv 1.3.0
rubyのインストール
一つ目のコマンドでインストールできるバージョンのリストを表示します。
今回は、以下のバージョンを指定していますが、用途に適したバージョンを指定しましょう。
オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby (ruby-lang.org)
$ rbenv install -l
$ rbenv install 2.7.2
$ rbenv local 2.7.2
$ ruby -v
ruby 2.7.2p137
Bundlerのインストール
RubyではGemを使用してパッケージ管理を行いますが、複数バージョンのGemを駆使するケースもあります。その際の複数Gemを管理できるようにBundlerを使用します。
$ gem install bundler -v 2.4.22
$ bundler -v
Bundler version 2.4.22
yarnのインストール
JavaScriptのパッケージマネージャとしてyarnをインストールします。
npmもございますが、Rubyではyarnを使用します。
$ brew install yarn
$ rails -v
Rails 6.0.3.4
railsのインストール
Rails をはじめよう – Railsガイド (railsguides.jp)
$ gem install rails -v 6.0.3.4
$ yarn -v
1.22.22
上記のバージョンをインストールする際に以下のようなエラーがいくつか出力されるかもしれません。
その場合はエラー分に記載のコマンドを実行して、別のバージョンのパッケージを入れ直しましょう。その後に再度、railsインストールコマンドを実行します。
$ gem install rails -v 6.0.3.4
ERROR: Error installing rails:
The last version of net-imap (>= 0) to support your Ruby & RubyGems was 0.3.7. Try installing it with `gem install net-imap -v 0.3.7` and then running the current command again
net-imap requires Ruby version >= 2.7.3. The current ruby version is 2.7.2.137.
$ gem install net-imap -v 0.3.7
$ gem install rails -v 6.0.3.4
PostgreSQLのインストールとサービス開始
以下のコマンドでPostgreSQLをインストールしたら、services start
コマンドでPostgreSQLサービスを起動させておきます。
これで、ローカルのrailsサーバーを起動した際に、PostgreSQLへ接続できるようになります。
PostgreSQL: The world’s most advanced open source database
$ brew install postgresql
$ psql --version
psql (PostgreSQL) 14.12 (Homebrew)
$ brew services start postgresql@14
==> Successfully started `postgresql@14` (label: homebrew.mxcl.postgresql@14)
まとめ
今回は、短めですがRuby開発環境構築を進めてきました。
次回は、プロジェクトとデータベースの作成を進めていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!
Rails a server-side web application framework written in ruby icon by Icons8
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