はじめに
今回は、AIが搭載されたRust製ターミナルのWarpを導入していきます。
個人なら無料で使用できるとのことで非常に楽しみです。
早速、インストール!
M1macbookを使用しているのでHomeBrewを使用していきます。
Windowsはこれからサポートする予定があるようです。
プラットフォームのサポート: Warp は現在、Mac (Intel と Mac Silicon の両方) と Linux (x86_64) でサポートされています。 Windows と Web (WASM) をサポートする予定です。Windowsで Warp が利用可能になったときに通知を受け取るには、登録してください。Warp の実行に関する問題については、既知の問題を参照するか、お問い合わせください。
$ brew install --cask warp
==> Downloading <https://app.warp.dev/download/brew?version=v0.2024.04.09.08.01.s>
==> Downloading from <https://releases.warp.dev/stable/v0.2024.04.09.08.01.stable>
-=O=- # # # #
==> Installing Cask warp
==> Moving App 'Warp.app' to '/Applications/Warp.app'
🍺 warp was successfully installed!
Warpアプリがインストールされたので、spotlightから立ち上げていきます。
初期設定
以下のようにサインアップ画面が表示されるので、Signupを選択します。

ブラウザが開かれるので、任意のアカウントでサインアップします。

アプリにリダイレクトされるのでそのまま初期設定を進めていきます。

画面デザインなどを選択していたのですが、、どうやらすでにシェルが起動しているようです。

ChatGPTの履歴のように、すでに直近で使用したhistoryからコマンドやAIに聞きたいことを提案してくれました。

使い心地は!?
コマンドを試しに入力してみます。
途中まで入力するとGitHubCopilotのように長いオプションも提案してくれました!

入力補完機能
よく使うのにあまり覚えてなかったfindコマンドを使用してみます。
こんな感じで、探索したいディレクトリをtab保管でグラフィカルに誘導してくれます!(かっこいい。。。)

自然言語で質問
自然言語での質問をしたい時は#を入力しておきます。
プロンプトが自然言語入力待ちに変更されるので、質問すると候補のコマンドを表示してくれます。

選択すると、コマンド入力箇所に反映されました!

実行数と検索が開始され期待通りの出力が得られます!

基本的な使い方のみ確認してみましたが、これだけでも非常に使いやすそうです!
他にも、ターミナルらしからぬ機能もあるようですので紹介します!
そのほかの機能①WarpDriveノート
ワープはチーム開発を支援する機能も備えているからか、ドキュメント作成もできるようになっています。
Emacsを使用してメモを取っていたらそれほど気にならないですが、通常のターミナルやTerratermを使用していてあまり、ターミナルソフトからmarkdownでメモを取らない方は、この機能から触ってみるとその便利さを感じやすいかもしれません!
ドキュメントのインポートにも対応しています!
インタラクティブなプレイブックを保存して、オンボーディングと開発を簡素化します。
ノートブックは、マークダウン テキストとリスト要素、コード ブロック、ターミナル セッションで自動的に実行できる実行可能なシェル スニペットで構成される実行可能なドキュメントです。ノートブックはコマンド パレットから検索およびアクセスできるため、ターミナルを離れることなくドキュメントにアクセスして実行できます。いつでもノートブックを .md 形式でエクスポートすることもできます。
そのほかの機能②ブロック
Warpは実行したコマンドをブロックという単位でグルーピングします。
なので、実行結果を遡ったり、コピーして共有したり、ChatGPTなどにエラー結果を確認する際に便利です。
ブロックは、コマンドと出力を 1 つのアトミック単位にグループ化します。
ブロックを使用すると、次のことが簡単に行えます。
- コマンドをコピーする
- コマンドの出力をコピーする
- コマンドの出力の先頭まで直接スクロールします。
- コマンドを再入力する
- コマンドとその出力の両方を共有します (フォーマット付き!)
- ブックマークコマンド
豊富なショートカット
キーボードショートカットも多数用意されています。
コマンドパレットから確認して積極的に使っていきましょう!
まとめ
今回は、Warpというターミナルを導入して触ってみました!
他にも色々な機能があるので、試していこうと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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